日米企業文化

マイクロソフト日本社長ダレン・ヒューストン氏の講演が、ワシントン州の日米協会の主催でベルビューで行われた。講演は、このASCII24の記事にある2005年に彼が日本に赴任した際に行ったJ-Planプレゼンの現状報告といったものであったが、日米のソフトや…

ここのところ弊社には、ありがたくも弊社をインターンシップ先として選んでくれて、弊社でインターンを務めてくれいる学生さんがいる。写真左のSさんは、日本の大学の4年生で、1年の留学プログラムの一環である220時間のインターンシップ・プログラムを…

C-net Japanに”大人になったネット世代、上司との解決策を探る“というネット世代を研究しているカリフォルニア大学の心理学の教授Rosen氏のインタビューがでていて大変興味深かった。インタビューでは、まずMy Spaceに没頭する10代、20代のY世代の現状につい…

久しぶりに日本にもどると何かしら米国とは違うことにハタと気がついたりすのだが、このところ業務ソフトの調査に力を入れているからか、今回は日米の業務の違いを改めて感じた。銀行に通帳を記入にいったところ、ページ数が足りないために機械では記入でき…

日本の中小企業でかなりの投資をしてITシステムを導入したものの、活用があまりされていない….というのはよく聞く話しで、自社製品さえ使いこなせない企業もあるらしい。その理由のひとつはこういうシステムが生まれたアメリカと日本の土壌の違いにあるので…

某IT企業の社長を務めていらっしゃるA氏の依頼で、英語講座を開始することになりました。 シアトルと東京、海を越えての毎日5分間のレッスンです。英語の上達のコツは、すぐ使える英語を学ぶこと。A社長のレッスンもビジネスのお付き合いや交渉、IT業界の情…

先週、帰国の折に日本の免許証を更新してきました。実は今月末の誕生日で免許が切れて、3年が経過するために何とか更新しようと、帰省したのですが、これには裏話があります。 住民票はすでに日本にないので、実家の住所を使うのと親に顔を見せることも兼ね…

ジョブズ氏がウォールストリート誌主催のコンファレンスD2007でインタビューに答えて話した日本についてのキツイ発言。これがiPhoneの発売に向けて、ジョブズ氏のマーケティング戦略が成功するかどうかが論じられているNYタイムズのiPhoneの記事(6月…

初めてうかい亭にいったのは、25年以上も前の社会人になったばかり、会社の課の打ち上げで八王子の鳥山でした。それ以来、ファンになり、米国本社の幹部を連れて行ったり、家族の祝いなどで、ステーキハウス、竹林亭、豆腐に出かけました。 今回、米国からの…

トヨタの躍進が続いています。プリウスという電気自動車を世界で最初に世の中で問う姿勢も、昨今のガソリン高騰でまた脚光を浴びるでしょう。2年前頃だったでしょうか、一時期シアトルでもプリウス購入が半年待ちでした。 金融やIT業界の企業躍進が目に付く…

この連帯責任が故に、日本ビジネスのプロセスに時間がかかって仕方がない。もっと部下を信用して責任委譲をしない限り、世界のビジネスのテンポについていけなく、そのうちに日本は世界経済から取り残されてしまうのではないかと懸念しだしている。 私の友人…

以前働いていたアメリカの大手ソフト会社(マイクロソフト社)での話です。その当時開発していたソフトの納期に間に合わすため会社から特別に後一月の間の週末3回、是非出社して仕事をして納期に間に合わせて欲しいとチーム全体に依頼があった。もちろん強…

日本の会社の営業はどのようにして営業展開をしているのであろうか?私の知り合いのIT関連会社でつい最近上場をした会社がある。そこでその会社の営業はどのように展開しているのかと友人に聞いてみた。営業?特に営業という部門も課も設置していない。と…

長年ソフトウェアビジネスに携わってきて感じることは、アメリカの製品品質と日本の製品品質の違いに関して大きな差があることである。結論から見ると一長一短であることであり、どちらに軍配を上げるかは難しい。このような切り出しで始めると何を言及して…

iPhoneの部品代が意外に安いことやAppleがiPhoneエンジニアの募集をしているということがニュースとして話題になっているが、考えてみるとこれはあれほど華々しくプロトタイプは発表されたものの、iPhoneの製造開発はこれからっていうことを示している。先日…

もう12月も半ば過ぎとなりましたね。早いものです。毎年この時期同じことを口にしているような気がします。これって進展がないのかなぁ?なんて自問自答しています。 さて、12月には会社としていつもやることがあります。そうクリスマスカードの配信です…

先日、「やっぱり変だよ 日本の営業」について触れたが、著者の宋 文洲氏の「自国文化に誇りを持つ“過ち”」という11月22日の投稿が目に留まった。こうして日米企業の間で、架け橋となるような仕事をしていると、兎角、日米文化の差からくる物事の考え方や商…

最近よく寄稿などでも見かける宋 文洲氏。彼の著書「やっぱり変だよ 日本の営業」は、とても面白かった。中国のことわざというか故事にも対比してのコメントもそうであるが、日本人をこれだけ理解し、好意的かつ客観的な指摘は有り難い。しかも、現場レベル…

11月1日にブルーカラー・ホワイトカラー族のCollar(襟)を間違ってColor(色)とスペルしていたのをご指摘いただきました。有難うございました。また、そのときに製造業=ブルーカラーの図式は成立しないという感想も同時にいただきました。確かに製造業に…

技術者研修に向けて弊社では新たに24本のデータケーブルを装備することになった。そのケーブルの装備にやってきたのが写真のマークくん、、ちょっと英語に訛りがあるかなと思い、尋ねてみたところルーマニアから来たそうだ。こういうサービス工事に来てく…

日本の製造業(Blue Collar)と比べると日本の営業・Marketing(White Collar)には、改善努力がまだまだ足りないのではないかと思う。それはまさしく米国の製造業に改善が足りないのと同じである。マイクロソフトは、キャンパス拡張計画で一部を隣町のイサクワ…

昨日の記事に続いて、今日は2点ほど書き始めようとしたところにGoogleの噂のYouTube買収のニュース。ここシアトルのローカルTVでも大きく取り上げられていた。本当に16億5000万ドルの価値があるとは、どう考えても無理がある。マネーゲームであり、そこには…

金曜日の午後、仕事が一段落されたH社長からご自身が進めていらっしゃる商談についてお話を伺いました。日本の会社とアメリカの会社の難しい商談をいつも上手にまとめられているように見えるH社長ですが、いろいろとご苦労はあるようです。 今日は日本風の…

二十歳の節目 マイクロソフトKK」という題で、日経産業新聞にシリーズ記事が掲載中である。第二話で面白い表現をMSKKの本部長が語っていた。引用すると「米国発のスマートなマーケテイング戦略をそのままコピーしても、KKD(勘・経験・度胸)に頼る日本の中…

甘い・・と聞くと連想するのはもちろんデザート。我が家でこの夏ヒットしているのが、”Whole Fruit Sorbet" アイスクリーム。日本から遊びに来ている姪も被害者。 苺やマンゴーなどの果物の濃い美味しさにしつこくない甘さがいい。それに加えて「大丈夫。太…

日本とアメリカの間の仕事をしていると言語の違いは元より色々な違いに出くわします。仕事をしていて一番大きな違いと感じるのはもちろん文化の差というものが根底にあるのでしょうが、製品に関する品質の違いは相当に大きな隔たりがあります。 まぁそれが故…

日本からもどってきたばかりですが、あまり気の進まないエンジニアのNさんを無理やり誘って、ある会社が催したフォーラムとレセプションに参加。 このフォーラムはASP製品を売る会社が、顧客に製品の使い方についてより良く知ってもらおうと行っているも…