先週の木曜は、レイクユニオン沿いのマリーナで、ワシントン州IT技術の団体であるWSAのネットワーキングがあった。お天気がよかったので、ダウンタウンシアトルの眺めがバッチリだったが、そんな中、皆さんドリンク片手に名刺交換をするという何ともアメリカらしい集まり。

今回は、けっこうおもしろい人と話ができたので、そのことはまた別のエントリーで書きたいが、なんと言っても多かったのはインド人のアウトソースの会社の人。もちろん、アウトソースが必要だったら、紹介しますよということなのだが、これまでマイクロソフトなどの仕事をこなしてきている彼らは、もうしっかりシアトルに居場所を作ってしまっている感じで、堂々とした立ち振る舞い。ほとんどは日系コンサルティング会社の私には用がないと知ると、さっさと他の人に話しに行ってしまった。でも、そんな中に中国語がペラペラのインド人がいて中国語だったら仕事ができるのにと残念がっていた。インド人のグローバル化のすごさを今さらながら実感。

そして、インド人に比べると、まだまだ存在感が薄かったが,
中国人のアウトソースの会社の人もしっかりと名刺を配って歩いていた。こちらは中国でソニーのアウトソースを受けているとかで、日本語のローカリができるとしっかり私にセールスをしていた。それから多かったのはリクルーター、こちらはもちろんエンジニア目当てなのだが、この職業もなぜかいろいろな国籍の人が多かった。彼らは私がエンジニアでないことを知るとがっかりするのではないかと思ったが、さすがは人材ビジネスのプロ、あなたもIT業界で働いていたら、いけてるエンジニアの一人や二人知っているでしょうと情報を聞き出していた。

シアトルもシリコンバレー同様に、IT人材のクロスロードになっているのだと感じた晩でした。