さて、風邪で一日ダウンしていましたが、Social Networking for Business Conferenceレポートの続きです。まずは、なんといっても話題になっていたTwitter

シンプルでお手軽、しかもモバイルからも使用可能なので使いやすいということはわかっていたのですが、
今回のセミナーで、その真髄は「お手軽な双方向性」にあると納得しました。

人のつぶやきをFollowする、Followされるといのが、Twitterの初心者的な使い方ですが、その先にはいろいろな双方向の小技があるのです。例えばRT(Retweet)は、誰かのつぶやき(Tweet)を再度つぶやきなおすという意味で、これを使ってブログのトラックバックが、つぶやきのラインの中でできてしまいます。

例えば

RT"「この中でTwitterやっている人は手を挙げてください」という問いかけに手を挙げたのはなんと8割ぐらい。"@igi(via@yumikos)引用ありがとう

というラインで、Tweeterのigiさんがトラックバックしてくれたこの1行はもともとTwitterのyumikosさんのつぶやきということがわかります。

@はTwitterのコマンドで@をつけることによってその本人が直接メッセージが行くことになります。つまり、@を使えば特定の人へのつぶやきが可能なのですが、それ以外にこうして、誰が自分をトラックバックしてくれているのかもすぐにわかるというわけです。このラインだとigiさんにもyumikosさんにも引用ありがとうというメッセージが伝わるということです。

(@コマンドの双方向性はGreenSpaceさんのこのページで図でわかりやすく説明されています。)


さらには、Hashtagというタグを#の後につけることで、タグによるグループ化が簡単にされます。
セミナー中に 「#snbc というタグでこのセミナーの感想とかTwitterでお願いします。」という呼びかけがあったのですが、このセミナーの名前の頭文字をとったタグで検索すると、ご覧のとおり参加者の様々な感想などが見れるわけです。で、隣に座っていた女の人はなんと180マイルつまり3時間も運転して(たぶんポートランドあたりかな)から来ていたんだなどと後から知ってしまったりするわけで、

一行のメッセージでもそれが多くの人のあいだの会話になっていることのすごさに脱帽です。
明日は、ではこの双方向性をどうやってビジネスに結びつけるかあたりを書きます。