昨日は、シアトルのSocialMediaClubの7月のイベントに顔を出してきました。これまでに参加したイベント同様、このイベントもみごとに売り切れ、それほど広くない会場にはもう人であふれ返っていました。流行っているのは知っていてもソーシャルメディアの勢いには驚くばかりです。


今回のイベントは、地元のIT企業のひとつであるRealplayerの主催で、いろいろな携帯ディバイスでネットのビデオを見ることができるプラットフォーム、RealPlayerSPの説明がありました。すでにワンセグやネットで動画を見ることが当たり前の日本の方々にはピンとこないでしょうが、携帯に関しては、少なくとも3年、たぶん5年ぐらいは後進国アメリカ、会場はブラックベリーYoutubeの動画がダウンロードして見れるだけで、けっこう盛り上がっていました。それで、何でそれがソーシャルメディアと関係あるのかと言えば、
このビデオをTwitterFacebookでシェアできる機能がついているということがポイントのようで、つまり、Realplayerは、モバイル+ビデオ+ソーシャルメディアという複合プラットフォームを無料のソフト配布で狙ってきているわけで、けっこうこれはやるではないかというところです。しかし、DVDに焼くサービスを有料で提供しているあたりが、いかにもRealPlyaerらしく、これは?ということろでしょうか。

それにしても今回、説明に来ていたのがCEOで、残念ながらあたらなかったけれど携帯ビデオレコーダーのFlipが2台抽選に出ているし、おみやげは写真のソフト入りフラッシュメモリーと、Realplayerソーシャルメディアにたむろする人々から流行らせようといういう彼らの狙いもかなりのものです。という私も彼らの戦略にしっかり乗せられて、SPについて書いてしまいました。

こうしてなんだかよくわからないまま、どんどん流行っていくソーシャルメディアですが、その行く末をしっかり見定めようと心に決めた夜でした。