iPad発売、アップルストアで触ってきました

いよいよ発売開始となったiPad。今回はオンライン予約をすることも可能であったので、店頭に並んで買った人は購買者の半数ぐらいであったようですが、すでにこの週末で予約分も含めて30万台売れたそうです。これは、ウォールストリートのアナリストの予想販売台数の半分であったものの、初代のiPhoneの27万台よりはやや多いということで、まずまずの滑り出しと言えるでしょう。写真でご覧のとおりショッピングモールではけっこうな行列ができていました。

しかし、今回売り出されたiPadWiFi版なので、インターネットに接続できるのはWiFiがあるスポットのみ。 つまりiPod Touchがそうであるようにいつでもどこでもインターネットが使えるツールではありません。iPhoneのようにどこでもインターネットが使える3G版の売り出しは今月末となります。そこで今回のiPad購入を見送りですが、新しいディバイスにはどうしても目がないため、発売日にアップルストアで触ってきました。シアトル郊外のモール内にあるお店は混んでいたものの午後であったためか、それほど競争率は高くなくiPadを問題なく試すことができました。

まず、手に取った素直な感想から言うと
「わ〜iPhoneが拡大されてる〜、画像がきれい見やすい、でもちょっと重い」でした。
特にiBookとして見ているときは、手が疲れてくる気がしました。たかが680グラムでそんなに重くないはずなのですが、本と違って折り曲げて持つことができないせいか持つ手が疲れてくるといった感じです。とはいえ明るく、解像度のよい画面では字もくっきり見えて、ページのめくれかたもとてもよかったです。


ゲームもやってみましたが、こちらも画像が大きくてきれいでうれしいのですが、やはりディバイスを持って動かすゲームでは、手が疲れました。その他のアプリもとにかく大きくて見やすいきれい、iPhone同様にタッチスクリーンは楽しいが感想です。特にピアノとかシンセサイザーなどの楽器のアプリがタッチが本物に近いところがうれしかったです。それから、自宅でソファーに座ってひざにおいてビデオを見るにはちょうどよいディバイスかなとも思いました。しかし、個人的には携帯用には最もスタンダードな本のサイズ(iPhoneの4倍ぐらい)であればもっといいのになと思ってしまいます。そうであれば手も疲れないし、持ち運びも簡単だし。その点では、是非iPad miniに期待したいところです。とはいえ、いろいろなアプリのレビューを読んでいると、タッチスクリーンのアプリの可能性は無限のように思えてきます。その点ではやはりiPadは時代を変えていくディバイスであるかもしれません。