シアトルベンチャービジネス事情ーその2

学生の頃アパートを探すといえば、まず住みたい地域を決め、その駅前で降りて近くの不動産屋さんのガラスに張ってある物件情報を眺めて、決めて相談に入る。それが、週刊住宅情報雑誌が、1980年代に出て、現場に行かなくともまず選別が大分可能になりましたし、相場もわかるようになりました。
そして、今はWebサイトでGoogle Mapと連動して、売買から銀行ローンの計算からお世話まで出来るようになっています。当然の成り行きですが、あるクライアントのためにこの業界のそうしたビジネスモデルを検証したことがあります。私の考えには物件紹介の先の引越しからその後家族構成が変わるたびへのグレードアップサービスやレジャーサービスなどもあります。

さてそうしたWebサイトでの物件販売の先達の会社が、起業の多い土壌地区のシアトルにあります。Zillowという会社です。しかし、どうも雲行きが怪しく、本業の売買からどうも住宅ローンビジネスまで拡大するようです。

一方、米国の住宅バブルもカリフォルニア・ネバタ州の西海岸からテキサス州からフロリダ州では弾け始め、住宅ローンの個人倒産が出始めている昨今です。

今後、IT革命の分野は、医療・看護業界にも押し寄せてくるはずです。ある意味一番遅れているし、もっと効率的に便利になるべきだと思います。