ここのところ千客万来の弊社。先週も日本からお客様がいらっしゃいました。日本原子力研究開発機構に勤務されている山本雄三氏は、弊社で取り扱わせていただいている製品の性能検査にいらしたのですが、お堅い日本の会社にお勤めとは思えないとてもエネルギッシュでユーモアにあふれた方でした。写真の弊社のメンバーとの会食中も、楽しい英語ジョークでレストランのウェイターまで笑わせていらっしゃいました。

また、お話を伺っていると、弊社の取り扱い製品のことについても大変ご熱心で、情熱を持ってお仕事されていることがよくわかりました。また、技術についてはもちろん、その幅広い知識には大変驚かされました。

それもそのはず、この山本氏、実はとても特別な方なのです。彼は、筑波大学の山海教授が開発されているロボットスーツ「HAL」を世界で最初に実用装着する方で、テレビ出演、海外での講演活動などに参加されています。
HALは、その画期的な技術力はもちろんのこと、「人のために役立つ」ロボットという、感動的なコンセプトを持った製品です。(詳しくは「ロボットスーツHALホームページ」をどうぞ)技術力と他者へのいたわりといった、ある意味日本文化の良い部分が活かされた製品で、こういう製品こそ日本から世界に羽ばたいて欲しいと本当に思います。しかし、どんなに優れた製品も開発、実用、そして販売までの道のりは楽なものではありません。山本氏に実際にお会いして、こんなにエネルギッシュ
で、技術への理解も大変深い方だからこそ、このHALプロジェクトに関われているのだと納得しました。

山本氏は、これから弊社とのお仕事はもちろん、その他のお仕事でも益々ご活躍なさることと思いますが、またシアトルにいらした時には、そのエネルギーで私たちを圧倒して、お茶目なユーモアで笑わせていただければと思います。