以前のエントリーででマイクロソフトが彼らに $240Mの投資することを記しましたが、実際のFaceBook社の価値を何と$15Billionと踏んでいるようです。庶民には感覚のない金額ですが、$1Bで100円換算で1000億円ですから1兆5000億円の評価額ということになります。本当?

最近、香港の大富豪で有名なLi Ka-shing氏も$60M (60億円)投資したそうです。

実際のビジネスが拡大する前から、しかも上場する前からこうです。アメリカンドリームなのか狂喜の沙汰なのか?

日本では上場審査条件がきびしく、最近ではIPO市場にもよりますが、直近の利益が2億とか4億出していることが必須だとか?これもおかしいことでしょう。日本の金融業界は、世の中の波、動きを察知し、事業計画を理解し、得意のFinancial Intelligenceを屈指して、Risk Takeしてこそ、本当の投資業務に華が咲くと思います。本当に上場したい会社は、世のために役立つ新規事業などの拡大の資金調達が本来の目的にあります。新しく始める事業が、上場前に数億の黒字をはじきだすまでにどれだけの歳月がかかるやら?

上場前の小さな会社にUSのAngel Fundのように成功者などの個人資産家が、投資してくれるような土壌、文化も日本ではあまり活発でないようです。

ビジネスは何のため?から考えると、過剰評価もいけませんが、過小評価もおおきなブレーキになります。といってバランスが何事も一番大切だとわかっていて、一番難しいことです。