日本からもどってきたばかりですが、あまり気の進まないエンジニアのNさんを無理やり誘って、ある会社が催したフォーラムとレセプションに参加。
このフォーラムはASP製品を売る会社が、顧客に製品の使い方についてより良く知ってもらおうと行っているもの。

私たちは顧客ではありませんが、少し前にこの会社のホームページの日本語化に携わった関係で、このフォーラムの主催者であるマーケティングの方々からのご招待を受けました。こういうフォーラムを日本で行うという話もあるので見聞したいっていうこともあって、そしてフォーラムのあとは寿司パーティというのにも興味津々。

シアトル名物、レニア山も良く見えるビルの9階で受け付けをして会場に通されると、いきなりのワインやビールを勧められました。え〜まだ、フィーラムははじまっていないのにいいの?!このあたりは、やはりアメリカ式です。そして、あんなに行くことを渋っていたNさんは、早速ワインを飲んでいます。運転してきた私はペリエで我慢だというのに、オイオイ。

皆さんちょっとほろ酔い気味の中、フォーラムがはじまりました。世界的にもかなり名前の知れた企業のシステム導入担当者が製品がどのように使用されているかを説明し、他の人の質問に答える形式のフォーラム。トレードショーとかコンファレンスじゃ、こういうフォーラムは珍しくないけど、こういう小規模で(30人くらい)行われることもあるんですね。

フォーラムではこれから製品をアップグレードしたいと考えている会社の人が積極的に質問をしていました。ここでおもしろいと思ったのは、答える企業の人々が必ずしも製品の良いところばかりを言わないこと。こんなところでは苦労してますという話がでることです。つまり、マーケティング、セールス的にはすぐにはマイナスかなと思われるのですが、こうした顧客の立場にたったサービスともマーケティングともつかない手法が、ありきたりの情報ならいくらでも得られる今のWeb2.0的な市場では効果的なのかも。

フォーラムは1時間弱で終了。いよいよ寿司パーティーです。アメリカ人主催の寿司パーティーにあまり期待はしていなかったんですが、シアトルではけっこう人気のILOVE SUSHIというお店のケータリングで、おいしかったです。特にアメリカパーティー向けのイカのから揚げがGood!

パーティーでは、この会社で一緒に仕事をした人たちと直接会えたことが一番の収穫でした。というのも、Webの仕事ではすべてがオンライン。かなり密に仕事をした人でも直接会うことはあまりないからです。ということで、次はこの仕事を手伝ってもらった京都の方たちにお会いして、懐石料理を。。。。。と妄想する私でした。

こんなねじりが入ったしゃれたお箸をおみやげにいただきました。リボンで結んであるとこはアメリカ的ですが。