BlockBusterは日本でいう蔦屋だろうか?全米に店舗展開しているレンタルビデオ屋である。蔦屋と違うのは音楽CDを扱っていない。久しぶりに映画を借りたときにレジで手渡されたのが、Online Rentingサービス案内とオンライン用アクセスCodeだった。サービス内容は下記のステップになるようである。
①6万本以上もあるタイトルからオンラインで借りたい映画を選ぶ。一度に3本まで
②ビジネスDayで1-2日以内に郵送でDVDが自宅に届く
③予め用意された封筒に入れて返送するか近郊のBlockBuster店でも返却可能
④そして、次の注文の映画が届くか店頭に次の映画DVDと交換

iPODの流行は音楽をOn-Lineで買う時代になり、映画もケーブルTVのOn-Demand時代に突入し、HDD RecorderがVHSに置き換わる。そうした時代のベクトルから考えると彼らのビジネスモデルは中途半端に見える。考え方によっては固定費のかかる店舗数を増やし、全米津々浦々までビジネス拡大するより、消費人口の少ない地域は店舗展開よりこうしたビジネスモデルで顧客を増やすことには期待できるかもしれない。

現実とバーチャルショッピングの狭間にはこうしたビジネスが出てくるであろう。そういう意味では、全世界で180万人近い会員をもつ「セカンドライフ」の今後の動きはどうなるだろうか? Member登録してちょっと遊んでみようとしたが、受け入れられない自分がそこにいた。便利はとかく無味乾燥と背中合わせにあるように思う。不便も楽しむ心の余裕は持っていたい。