7月11日、ついにiPhone 3G が世界中で発売されました。日本でニュースになっていましたが、表参道のアップルストアには約1500人が徹夜で並んでいたとか・・・やはり今回が日本に初上陸というだけあって評判は高いようです。

一方のアメリカ、今回は2世代目のiPhone になりますが、こちらは少し落ち着いた感じ・・・私も11日に近くのストアに行ってチェックしてみましたが、目に付いたのはリピーターが多いということ。彼らはiPhone 3Gを買うために列に並びながらiPhone を使い、電話やゲームをしていました。

取材してみると彼らがiPhone 3G を買う理由はインターネットの高速化、ゲームのダウンロードが可能など従来のiPhone にはなかった機能があるからだとのこと。
アメリカではビジネスパーソンを中心にスマートフォンは普及していますが、一般の消費者はというと、あまり使っているのを見かけません。ゲームや音楽の娯楽要素を入れiPhone 3G が成功するにははこの一般消費者の購買意欲をどれだけ高められるかにかかっているのではないでしょうか。

一方日本ではほとんど普及していないスマートフォンですが、iPhone 3G が日本でどこまでシェアをとれるのか注目したいところです。日本では「ガラパゴス」といわれる程に独自の進化を遂げた携帯業界が、今回のiPhone 3Gというスマートフォンの上陸でどこまで変わるのか楽しみです。


中西 祐(インターン)