会社の規模は小さいのにエンジニア人口が高い弊社では、自社サーバーを使っています。
自社サーバーがあるといろいろ便利なことがたくさんあるのですが、先週は困った状況に追い込まれました。

というのも会社のほとんどの方が日本へ出張中だったのに、メールサーバーが突然(推定時間:PST6月28日午前9時50分)送信も受信もできなくなってしまいました。

弊社のビジネスはメール命!何とか解決しなければと使命感に燃えた私は、まずネット上のメールアカウントを使って皆さんに連絡、オフィスにいる方とはそれで何とかやり取りをすることができました。が、日本は真夜中。
こちらの午後3時(日本時間午後8時)まで待ってたぶんまだ寝ていたと思われる日本で休暇中のサーバー管理者のNさんに連絡。事情を話すとNさんから出た最初の言葉は「けっこうヤバイかもしれません。」

その言葉に思わず笑ってしまった私ですが、「何とかなりませんか?」と聞き返すと、Nさんはまずサーバー室でT1ラインやルーターが正しく作動しているかをチェックしてくるようにと。チェックしてもどってくるとすでに写真つきのメールが届いており、このサーバーのここの部分を見てこいとのこと。そして、次にはモニターの表示を知らせるようにと指示されました。スカイプのチャットを使って、モニター表示を知らせること30分、Nさんはしばらく、考え込む様子。で、ついに私にサーバーの電源スイッチを一度切らせて立ち上げることを決断したようです。電源を切ってしまって、もし立ち上がらなかったら。。。。だいち私が正しいスイッチを押すかどうかもわからないし。。。。。私の脳裏にもいろいろなことが浮かびましたが、Nさんのほうはもっとだったでしょう。

とりあえず、サーバーは立ち上がって、もとどおり作動しはじめました。冷や汗ものでしたが、皆さんにあまりご迷惑をかけないうちに復旧できて、本当によかったです。