二十歳の節目 マイクロソフトKK」という題で、日経産業新聞にシリーズ記事が掲載中である。第二話で面白い表現をMSKKの本部長が語っていた。引用すると「米国発のスマートなマーケテイング戦略をそのままコピーしても、KKD(勘・経験・度胸)に頼る日本の中堅中小には通用しない」
三番目に上がっていた度胸は?だが、つまり腹の据え方と解釈した。このコメントは、前述の和魂洋才にあたるし、ビジネスは足で稼ぐ。人と会ってナンボ!という私自身の経験と信念とも一致する。

同じ日の記事には、「マイクロソフトは商材を提供するだけ。実際にシステムを販売するのはパートナーと強調する」とあった。つまり、水平分業の共創。
一時期流行した、US発信のマーケテイング言葉の「Win・Winの関係」日本では、持ちつ持たれつとか、おかげさまという気持ちに裏付けされる関係で何も改まっていう関係でもないだろう。

先日書いたこととオーバーラップする記事だが、拝金主義に走った土地バブルからITバブル。次のxxxバブルとかに続かない健全な原点回帰だと期待したい。日米発信の技術やサービス紹介を持って、中小企業の市場進出や再生というPower Bridgeの役割をビジネスとする現在、その発信源のこだわりは持ちたい。